豊田合成は4月28日、2017年3月期(2016年4月-2017年3月)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は7556億0100万円(前期比−3.4%)、営業利益は406億7500万円(−5.0%)、経常利益は390億0700万円(−6.0%)、純利益は162億3300万円(−19.9%)。最終利益は3期連続の減益となった。

主力の自動車部品事業は、為替の影響等による減収を増販効果や合理化でカバーし、利益を確保。しかし、オプトエレクトロニクス事業は、バックライトおよび照明向けLED製品の販売減少等で損失が発生し、全体の収益を圧迫した。

今期の連結業績見通しは、売上高7300億円(−3.1%)、営業利益430億円(+5.7%)、経常利益430億円(+10.2%)、純利益240億円(+47.8%)とした。