フランスの自動車大手、ルノーグループは4月28日、2017年第1四半期(1〜3月)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は87万3678台。前年同期比は15.8%増と、2桁増を達成した。
ブランド別では、ルノーとダチアの両ブランドが、第1四半期の新記録。韓国のルノーサムスンは、前年同期比56.3%増と大幅な増加となった。ロシアのラーダは7%の伸び。
市場別で見ると、欧州の好調さが目を引く。第1四半期のルノーグループの欧州新車販売は、47万8706台。前年同期比は10%増と、2桁の伸び率。市場シェアは前年同期に対して、0.2ポイント増の10.1%としている。
欧州では、地元フランスが前年同期比5.6%増。イタリアは11.2%増と2桁の伸び率。スペインは9.7%増、ドイツは6.8%増、英国は5.4%増と、主要国でいずれも前年実績を上回った。
欧州以外では、中国が前年同期比4.7%増。インドは9.7%増、ロシアは1%増だった。アルゼンチンは42.8%増、イランは20.1%増、モロッコは17.6%増と伸びている。
ルノーグループの2016年の世界新車販売台数は過去最高の318万2625台。前年比は13.3%増と、4年連続で前年実績を上回っている。
ルノー世界販売、15.8%増の87万台 第1四半期
2017年05月02日(火) 09時15分
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