米国の有力消費者誌、『コンシューマーリポート』は4月27日、テスラのEV、『モデルS』に対する同誌の最上位の評価を取り消すと発表した。
『コンシューマーリポート』は2013年、テスラ モデルSをテスト。このテストにおいて、モデルSは100点満点のところ99点を記録。以来、同誌はモデルSに対して、最上位の評価を与え続けてきた。
今回、同誌は、モデルSに対する最上位の評価を取り消すと発表。同誌によると、緊急時の自動ブレーキが搭載されていないためだという。
同誌は、「以前のモデルSは自動ブレーキが標準だった。しかし、2016年10月後半生産車(マイナーチェンジ車)から、自動ブレーキが装備されていない」と指摘する。
また、同誌の自動車テストセンターのジェイク・フィッシャー ディレクターは、「最新のテストカーを購入したとき、2016年末までに自動ブレーキが可能になると確信していた。はるかに安い車でも標準装備されている安全機能の進化に期待したい」と述べている。
テスラ モデルS、最上位の評価を取消 米『コンシューマーリポート』誌
2017年05月01日(月) 17時02分
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