日野自動車羽村工場

日野自動車は4月27日、2017年3月および2016年度(2016年4月〜2017年3月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●普通トラック市場シェア、6.7Pアップの43.9% 3月

3月のグローバル生産台数は前年同月比5.3%増の1万7629台で、5か月連続のプラスとなった。国内生産は同4.0%増の1万3963台で2か月連続のプラス。海外生産はアジアで増加し、同57.3%増の3666台で、12か月連続のプラスとなった。

国内販売は同30.8%増の1万1443台と5か月連続のプラス。普通トラック市場のシェアは43.9%で、前年同月から6.7ポイントアップした。

輸出は、北米、オセアニア、アフリカに向けた輸出が減少し、同0.9%減の6546台と、6か月連続で前年同月実績を下回った。

●グローバル生産台数、2年ぶりのプラス 2016年度

2016年度のグローバル生産台数は前年度比5.3%増の18万2707台で、2年ぶりのプラスとなった。国内生産は同0.2%増の14万8009台で2年ぶりのプラス。海外生産もアジアで増加し、同34.2%増の3万4698台で2年連続のプラスとなった。

国内販売は同10.2%増の6万6815台と7年連続のプラス。普通トラック市場のシェアは37.7%で、前年度から0.3ポイントアップした。

輸出は、北米、アジア、中近東、アフリカ向けが減少し、同5.6%減の7万3192台と4年連続のマイナスとなった。

日野レンジャー