クアルコム スティーブ・モレンコフCEO(参考画像)《撮影 関 航介》

クアルコムは4月19日、2017年第1四半期(1〜3月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は、50億1600万ドル(約5526億円)。前年同期の55億5100万ドルに対して、9.6%の減少。

また、第1四半期の純利益は、7億4900万ドル(約825億円)。前年同期の116億4000万ドルに対して、35.7%の減益となった。

大幅な減益となったのは、ライセンスを巡る費用によるもの。しかし、自動車といった新分野への進出が、売上に貢献した。クアルコムのスティーブ・モレンコフCEOは、「第1四半期は、重要な自動車やネットワーク、IoTなどの事業において、力強い成長を遂げた」と述べている。