17日午前9時5分ごろ、愛媛県内子町内の町道を走行していたマイクロバスが路外に逸脱。道路右側の斜面に滑落して横転する事故が起きた。この事故でバスに乗っていた9人が軽傷を負っている。
愛媛県警・大洲署によると、現場は内子町立山付近で車線区別のない幅員約3.5mの緩やかなカーブ。同町の社会福祉協議会が所有するマイクロバスはデイサービスに向かう高齢者を乗せ、町内の公共施設へ向かっていたが、道路右側の路外へ逸脱。斜面を滑落して横転した。
バスには運転者を含めて10人が乗車していたが、このうち70-80歳代のデイサービス利用者7人と、女性ヘルパー2人が打撲などの軽傷を負った。運転していた71歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
事故当時、現場では雨が降っており、路面が滑りやすい状態となっていた。聴取に対して運転者の男性は「道路脇の落ち葉に乗り上げてスリップしてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。
道路脇の落ち葉に乗り上げてスリップ? マイクロバスが路外で横転
2017年04月18日(火) 23時30分
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