米国のコンシューマー技術協会は4月5日、中国・上海で6月に開催される「CESアジア2017」に、「スタートアップ・パーク」を設けると発表した。
スタートアップ・パークは、新興企業が集い、最新の革新成果を披露する場として企画されているもの。中国、フランス、ポーランド、シンガポール、韓国、台湾、米国など、世界各地から少なくとも、75社の新興企業が参加する予定。
スタートアップ・パークでは、成長中のモバイル市場や新たに登場しているその他の業界で進んでいる革新成果にスポットを当てる。とくに、今年のCESアジアは、未来のモビリティを提示することを重視しており、自動運転やコネクテッドカーを主役に据える。これらの新興企業が投資家や業界リーダーと出会い、製品を次のレベルに引き上げることができる場所に位置付けられる。
コンシューマー技術協会のカレン・チュプカ上級副社長は、「中国の新興企業が非常に活発で、多くの成果をあげている主な理由は、技術分野の人材プールが拡大しているため。スタートアップ・パークでは最も優秀で才能ある新興企業を引きつけ、次世代の画期的技術を展示してもらうことを目指す」と語っている。
【CESアジア2017】スタートアップ75社が参加、次世代モビリティ技術を展示
2017年04月10日(月) 17時27分
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