ホンダのマレーシア工場

ホンダは3月30日、マレーシアにおける四輪車の累計生産台数が60万台を達成し、2016年度の新車販売台数も10万台の新記録を打ち立てた、と発表した。

ホンダは2000年11月、マレーシアでの四輪生産、販売体制の一体化を目的に、DRB−オリエンタル−ホンダ(現 ホンダ・マレーシア)を設立。それまでの代理店であったカーモーターより販売権を引き継いで、2001年7月より販売会社としての業務を開始した。

2003年1月には、新工場において生産を開始。マレーシアにおける事業運営の効率化、市場密着型の事業活動、グローバルネットワークの効率的活用などを、いっそう推進してきた。

今回、ホンダのマレーシアにおける四輪車の累計生産台数が60万台に到達。さらに、2016年度の新車販売台数も10万台の新記録と、ダブルでの記録達成となった。

累計生産60万台は、ホンダがマレーシアで現地生産を開始して、14年で到達した記録。累計生産が30万台に届くには11年を要したが、そこから30万台の上乗せは、わずか3年のスピード記録となった。