マツダは4月6日、『CX-5』の配光可変ヘッドランプ(ADB)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2015年11月7日〜2016年8月31日に製造された1万6265台。また、交換用修理部品が組みつけられた可能性がある、2014年11月27日〜2015年11月2日に製造された1279台、組みつけられた車両が特定できない、2015年11月〜2016年9月に出荷された交換修理部品1162個も対象となる。
ADB装着車において、ヘッドライトの光軸を調整するヘッドライト・レベリング・アクチュエータの樹脂成型工程が不適切なため、強度が不足しているものがある。そのため、そのまま使用を続けると、ヘッドライト・レベリング・アクチュエータが損傷し、ヘッドライトの光軸が下向きのままになり、前方を照射できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ヘッドライトおよびヘッドライト・レベリング・アクチュエータの製造ロット番号を点検し、該当するものは対策品と交換する。
不具合は168件発生、事故は起きていない。取引先からの情報により発見した。
【リコール】マツダ CX-5、配光可変ヘッドランプに不具合…光軸が下向きのまま
2017年04月06日(木) 16時00分
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