フィアット ティーポ 新型のハッチバック

欧州で唯一、公的な衝突テストを行うユーロNCAPコンソーシアムは10月26日、新型フィアット『ティーポ』の衝突安全テストの結果を公表した。3つ星評価にとどまった。

ユーロNCAPの衝突テストは、前面オフセット64km/h、側面50km/h、ポール衝突29km/h、歩行者衝突40km/hで行う。日本や米国の基準とほぼ同じ、世界で最も厳しい条件で実施される衝突テスト。

2009年2月、ユーロNCAPは新評価システムを導入。評価の4項目に応じて、ポイントが配分される。最新の2015年の制度では、最重要視される「成人乗員保護性能」に、ポイントの40%を配分。「子ども乗員保護性能」と「歩行者保護性能」、エアバッグやABS、ESCなどの「安全補助装置」の3項目には、各20%を配分する。

最高の5つ星を得るためには、「成人乗員保護性能」で80%以上、「子ども乗員保護性能」で75%以上、「歩行者保護性能」で60%以上、「安全補助装置」で50%以上のポイントを獲得するのが条件。4項目のひとつでも、基準のポイントを下回り、4つ星以下となった場合、総合評価で5つ星と認定されない。

新型フィアット ティーポのテスト結果は、成人乗員保護性能が31.3点(82%)で、5つ星の条件をクリア。子ども乗員保護性能は29.8点(60%)で、5つ星の条件を満たす。歩行者保護性能は26.2点(62%)で、5つ星に該当。しかし、安全補助装置は3点(25%)と、5つ星に必要な50%を大きく割り込む。

この結果、新型フィアットティーポは、総合評価で3つ星に。ユーロNCAPは、「オプションのセーフティパック装着車は4つ星」とコメントしている。

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