JR東海は新しいフリー切符「乗り鉄☆たびきっぷ」を発売。同社の在来線と東海エリアの私鉄などが自由に乗り降りできる。写真は御殿場線の普通列車。《撮影 草町義和》

JR東海は7月26日、新しいフリー切符「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」を通年発売すると発表した。JR東海の在来線全線と東海エリアを中心とした私鉄・第三セクター16社の鉄道路線が、土曜・休日の連続する2日間に限り自由に乗り降りできる。

JR在来線で利用できる列車は、快速を含む普通列車の普通車自由席。快速『みえ』などの普通車指定席は指定席券、ホームライナーは乗車整理券を別に購入する必要がある。このほか、在来線特急も特急券を購入すれば利用できるが、寝台列車は利用できない。東海道新幹線は特急券を購入すれば、熱海〜米原間の『ひかり』『こだま』を4回に限り利用できる。

利用できる私鉄・第三セクター鉄道は以下の通り。ただし、別料金が必要な観光列車やイベント列車などは利用できない。伊勢鉄道を経由する在来線特急『南紀』を利用する場合は特急券などが必要だ。

伊豆箱根鉄道(駿豆線) 三島〜修善寺
岳南電車 吉原〜岳南江尾
静岡鉄道 新静岡〜新清水
天竜浜名湖鉄道 掛川〜新所原
遠州鉄道 新浜松〜西鹿島
豊橋鉄道 新豊橋〜三河田原、駅前〜赤岩口・運動公園前
愛知環状鉄道 岡崎〜高蔵寺
東海交通事業城北線 枇杷島〜勝川
養老鉄道 揖斐〜桑名
樽見鉄道 大垣〜樽見
近江鉄道 米原〜貴生川・多賀大社前・近江八幡
明知鉄道 恵那〜明智
長良川鉄道 美濃太田〜北濃
名古屋臨海高速鉄道 名古屋〜金城ふ頭
三岐鉄道(北勢線) 西桑名〜阿下喜
伊勢鉄道 河原田〜津

発売額は大人8480円・子供3990円。名古屋駅(名古屋市中村区)から出発する場合、三島駅(静岡県三島市)までの所定の往復運賃(大人8860円)より380円安くなる。

利用できる期間は7月30日以降の土曜・休日だが、4月27日〜5月6日、8月11〜20日、12月28日〜翌年1月6日の各期間は利用できない。切符は7月29日以降、乗車日の1カ月前から利用期間の初日まで発売される。発売場所はJR東海の主な駅など。私鉄・第三セクター16社の窓口などでは発売しない。

「乗り鉄☆たびきっぷ」のフリー区間。原則として土曜・休日の連続する2日間に限り、図示された路線を自由に乗り降りできる。《東海旅客鉄道》 JR在来線で利用できる列車は快速・普通列車の普通車自由席のみ。ただし快速『みえ』などの普通車指定席は指定席券を別途購入すれば利用できる。《撮影 大野雅人(Gazin Airlines)》 在来線特急も特急券を別途購入すれば利用できる。写真は飯田線の普通列車(右)と特急『(ワイドビュー)伊那路』(左)。《撮影 草町義和》 東海道新幹線も特急券を別途購入すれば利用できるが、利用できる区間と列車は熱海〜米原間の『ひかり』『こだま』、利用回数は4回に制限される。《撮影 草町義和》 JR東海の在来線のほか東海エリアを中心とした私鉄・第三セクター16社の鉄道路線も利用できる。写真は静岡鉄道。《撮影 草町義和》 三岐鉄道は写真の北勢線のみ利用できる。《撮影 草町義和》