1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》

6月18日と19日に行われた石和温泉郷クラシックカーフェスティバル。昨年に引き続き、今年もダットサン『フェアレデー1200』など日産のスポーツカーの御先祖様たちが集まった。

赤と白のツートンカラーが鮮やかなフェアレデー1200は1960年式。日産のスポーツカーは1952年発売のダットサン『スポーツ DC-3』に始まり、1959年発売の同『スポーツ1000』と続く。そしてこの60年発売モデルのSPL212型で初めてフェアレディの名を冠した(ただし当時の表記は「フェアレデー」)。

それまでシャーシーやエンジンはダットサントラックのものを流用していたが、フェアレデーにはブルーバードにも使われたOHV1189ccが搭載されて48馬力を発揮。フロアシフトの4速トランスミッションを介して、最高速度は132km/hに達した。

北米輸出専用モデルだったために、国内に存在するものは非常に少なく、この個体を含めて3台あるかないか。オーナーは静岡県富士市の自宅から自走してきた。シンプルな構造で故障が少ないと言う。ボディや内装、エンジンの状態は良く、細かいところを除けばオリジナルを保っていた。

このお隣にあったのは、1964年式『フェアレディ1500』。2代目のS310型系で名前が「フェアレディ」に変更された。スタイルは一新され、エンジンはより強力な直列4気筒G型(71馬力)を搭載して最高時速は150km/hとなった。当初は左向きの後部座席が備わる3人乗りだった。

もう1台は、1966年式のSP311型『フェアレディ1600』。100ccスープアップした直列4気筒1595ccエンジン(90馬力)を搭載しており、これは同時期の『シルビア』とシャーシを含めて同じだ。この個体は後の北米の安全基準に準拠する以前の”ローウインドスクリーン”で、これもなかなか希少な車両だった。

1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1960年 フェアレデー1200《撮影 嶽宮三郎》 1964年 フェアレディ1500《撮影 嶽宮三郎》 1964年 フェアレディ1500《撮影 嶽宮三郎》 1964年 フェアレディ1500《撮影 嶽宮三郎》 1964年 フェアレディ1500《撮影 嶽宮三郎》 1966年 フェアレディ1600《撮影 嶽宮三郎》 1966年 フェアレディ1600《撮影 嶽宮三郎》 1966年 フェアレディ1600《撮影 嶽宮三郎》 1966年 フェアレディ1600《撮影 嶽宮三郎》 1966年 フェアレディ1600《撮影 嶽宮三郎》