リーフのリチウムイオン電池パック(参考画像)

富士経済は、二次電池材料15品目、一次電池材料4品目の世界市場と開発動向を調査。その結果を報告書「2014 電池関連市場実態総調査 下巻」にまとめた。

リチウムイオン二次電池材料市場は拡大しているが、2012年、2013年にかけて材料単価が下落した。その要因は、車載用電池での強いコストダウン要求や、大型設備投資をしたものの電動自動車の需要が想定を下回り工場の稼働率維持のために利益率を圧縮してでも受注獲得を進めたことなどがあげられる。

同社によると、2018年のリチウムイオン二次電池材料の世界市場は、2013年比63.8%増の9285億円。リチウムイオン二次電池を含む二次電池材料全体では、同54.8%増の1兆0294億円になると予測している。

一方、一次電池材料の世界市場は、マンガン乾電池からアルカリマンガン乾電池への需要シフトなどがみられるものの、成熟市場であることから一次電池材料市場はほぼ横ばい。2018年の市場規模は同0.8%増の1128億円にとどまると予測している。