日野自動車の市橋保彦社長《撮影 池原照雄》

日野自動車は10月29日、2014年3月期の第2四半期連結決算を発表するとともに通期予想を上方修正した。営業利益は4月時点の予想より150億円多い1000億円(前期比54%増)と、初めて大台に乗せる。

第2四半期累計は日野車の販売が半期として過去最高になり、売上高や各利益とも上期では最高を記録した。下期については新興国などの為替変動が減益要因になるものの、国内販売の好調などにより、通期見通しを上方修正した。日野車の世界販売は海外を若干下方修正したが、国内を上乗せし、前期比10%増の17万台を計画している。

この結果、通期純利益は4月時点より120億円多い720億円(51%増)を予想、営業利益とともに2期連続で最高を更新する。会見した市橋保彦社長は「インドネシアなど新興国需要に足元で一服感が出ている。動向を慎重に見ながら、引き続き(生産強化などの)構造改革を着実に進めたい」と述べた。

日野・デュトロ(参考画像)