三菱自動車の益子修社長《撮影 山田清志》

三菱自動車工業の益子修社長は、従業員のベースアップについて「安倍政権の重要な課題であり、景気も上向きつつあるので、前向きに考えたい」と述べ、来春闘での賃上げに積極姿勢を示した。

業績好転を受けての利益還元を問われ、ベースアップへの対応について言及した。益子社長は、従業員向けの還元の前に、「16年も無配となっているので、まず株主還元にメドを付け、その次に従業員の生活レベル改善に取り組みたい」と語り、今期末での復配にも意欲を表明した。

さらに、益子社長は「ベアは長い間、できる環境になかったが、ここに来て(業績や景況が)全体として明るくなっている」とも述べ、賃金の底上げとなるベアが行える業況になってきたとの見解を示した。

三菱・アウトランダー PHEV(参考画像)《撮影 太宰吉崇》