プレス機

GSIクレオスは10月24日、自動車軽量化技術で先行するドイツの複合材プレス成形関連設備の輸入販売を本格化すると発表した。

自動車の軽量化を図るためには、シャーシーやフレームなど骨格部分を強化プラスチックに置き換える必要がある。強度を確保するためには熱硬化樹脂を使用しなければならず、量産体制のための時間短縮が課題となっていた。

独Dieffenbacher社のプレス機と、Krauss Maffei社の樹脂混合・注入機の組み合わせによる複合材プレス成形ライン一式の自動化設備は、プリフォームと呼ばれる中間材料の成形から、樹脂注入、プレス、仕上げ、までの工程を自動化。これにより、外部購入資材や在庫が削減されるとともに、予備加熱、搬送工程等が不要となることから、前後工程を含め2〜5分のサイクルタイムでの成形が可能となり、従来に比べて大幅なスピード化とコストダウンを実現する。

すでに、2020年の厳しいCO2排出規制が設定されている、ドイツの大手自動車メーカーや部品メーカーでは、強度を必要とする車体部品の成形用に同設備が採用されている。

日本市場でも、CO2排出規制の強化と環境対応車への移行で車体軽量化の需要が高まっており、同社は、新たな環境配慮型ビジネスとして、同設備の販売を本格化。日本における自動車軽量化の動きに対応していく。

なお売上高は、今後3年間で50億円を見込んでいる。

HP-RTM(High Pressure Resin Transfer Molding)設備