日立製作所は、オートモーティブシステム部門や情報・通信システム部門の業績が好調なことなどから、2013年9月中間期の連結決算業績見通しを上方修正した。

売上高は前回予想より700億円増となる4兆4700億円となり、前年同期と比べても大幅増収となる見通し。

営業利益は電力システム部門、社会・産業システム部門を中心に、全部門が想定を上回り、前回予想より280億円増の1730億円となる見通し。従来見通しでは前年同期比12%の減益を見込んでいたが、一転して同5.5%の増益を見込む。

営業外損益でグループ会社の日立オートモーティブシステムズが、価格カルテルによる米国独占禁止法違反で、司法省と罰金約190億円の支払いで合意したものの、為替差益や固定資産損益が改善、税引前四半期純利益も前回予想を200億円上回る1350億円となる見通し。

中間期純利益は150億円を予想していたが320億円に上方修正した。

通期業績見通しは米国、欧州、中国など、世界経済の動向や為替レート、原材料価格の変動が不透明なため、前回予想を据え置いた。