10月18日午後3時20分ごろ、広島県広島市中区内で職務質問を振り切って逃走していた乗用車が信号待ち車列に突っ込み、停止していた車両7台に衝突や接触する事故が起きた。この事故で5人が負傷。警察はクルマを運転していた37歳の男を現行犯逮捕している。

広島県警・広島東署によると、自動車警ら隊員が広島市中区中町付近の市道でパトロールを行っていたところ、不審な他県ナンバーの乗用車を発見。停止を命じ、運転者に職務質問を行おうとしたところ、クルマは突然バックし、そのまま逃走した。

自動車警ら隊のパトカーはただちに追跡を開始したが、クルマは100km/h近い猛スピードで逃走。パトカーは約1.3km走行したところで振り切られた。

クルマはそのまま走行を続け、中区宝町付近の市道で信号待ちをしていたクルマの間をすり抜けようとして、左右の7台に接触や衝突を繰り返して停止。この事故で5人が打撲などの軽傷を負った。運転していた男は駆けつけた同署員に自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕された。

逮捕されたのは安佐北区内に在住する37歳の男。聴取に対しては「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しており、警察では他にも余罪がある可能性が高いとみて、男を厳しく追及するともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。