川崎重工 神戸本社(イメージ)

川崎重工業とシスメックスは10月21日、医療用ロボット開発に向けたマーケティング会社「メディカロイド」を共同で設立したと発表した。

メディカロイドは、世界で需要拡大が見込まれる医療用ロボットを中心に製品企画を行い、将来に向けた開発、製造、販売体制を構築する。

新会社の資本金は1000万円、出資比率は両社50%。産業用ロボットの技術を保有する川崎重工と、検査・診断の技術を保有し、医療分野に幅広いネットワークを持つシスメックスの強みを活かして、メディカロイドのマーケティング活動を強力に支援し、医療産業の発展に寄与していく。

新会社は、10月より医療用ロボット開発に向けたマーケティング活動を開始。活動の拠点を先端医療技術の研究開発拠点である神戸医療産業都市(ポートアイランド)とし、大学病院など医療関係者や企業、行政とも連携を取りながら、効率よくマーケティングを進め、世界に発信できる国産医療用ロボットの開発を目指す。

今後については、2014年度まで医療用ロボットのマーケティング、製品企画に注力。さらに企業、行政、アカデミアが連携しやすい環境(オープンプラットフォーム)を構築し、2015年度から順次、開発、製造、販売、サービスへと移行していき、2030年には売上1000億円の事業を目指す。