アスター・チャレンジ・カップにキスをするスコット・ディクソン《写真提供:INDYCAR》

インディカーは10月19日、この日カリフォルニア州フォンタナのオートクラブ・スピードウェイで行われたシリーズ最終戦で、このレースに25ポイント差をつけて挑んだスコット・ディクソンが5位に入賞し、今シーズンのチャンピオンシップを獲得したことを発表した。

ポイントスタンディングで2位のエリオ・カストロネベスはこのレースを6位でフィニッシュし、ディクソンは結局27ポイントの差で王座を手中にすることとなった。

「僕はまだチャンピオンシップを勝ち取ったことが信じられないよ。あの5年周期のことが上手く行ったようだね…」とディクソンは笑顔で語った。

彼は2003年と2008年にチャンピオンシップを獲得し、その間に5年の隔たりがあり、さらに今回の2013年の王座獲得で5年周期の噂を現実のものとした。

「レースは僕の血の中にあり、望むことなら僕のキャリアは長く、長い間楽しめるものであって欲しい。自分のキャリア通り過ぎると共に、良いレース、悪いレースがあり、多くの上昇と下降があるものだ。自分が後10年、レースできるかどうかはわからないが、ドライバー達はまだそこにいる。僕はまだ毎朝目覚めるとレーストラックに出かけ、そして勝ちたいと望んでいるよ」と彼は語った。

このレースでのディクソンは、未認可のエンジン交換により17番手からのスタートとなり、一方のカストロネベスも同じく未認可のエンジン交換で12番手からのスタートとなった。カストロネベスはレース序盤にリードを奪い、その段階で12番手を走っていたディクソンをポイントの上で上回る展開となっていた。

しかしレーストラックには埃やタイヤの破片が積もり、ディクソンやカストロネベスを含む何台かの車はエアダクトにそうした異物を吸い込むことで、オーバーヒートの兆候が出始めた。500マイルのレースを完走するには、こうしたエンジンの状態を管理する高い能力も要求された。

「今年、何人のドライバー達が勝利を手にしたかを見ても、レースはとても競争力があるものになっている。ポイントはゴタ混ぜになって、皆は異なる時期に大きなストライドで前進した」とディクソンは付け加えた。

妻のエマと抱き合って喜ぶディクソン《写真提供:INDYCAR》 母国であるニュージーランドの国旗を掲げるディクソン《写真提供:INDYCAR》 お互いの健闘を讃え合うディクソンとカストロネベス《写真提供:INDYCAR》