シボレーエンジンを搭載したマシン《写真提供:INDYCAR》

インディカーは10月19日、この日カリフォルニア州フォンタナにあるオートクラブ・スピードウェイで行われたシリーズ最終戦で、シボレーがインディカーシリーズのマニュファクチャーチャンピオンシップを獲得したことを発表した。

シボレーとホンダはこの最終戦に同点の135ポイント(今季互いに9勝、1位には9ポイントが与えられ、2位には6ポイントが与えられる)で挑み、シボレーエンジンを使用するウィル・パワーが勝利。他のドライバー達もポイントを稼いだことでマニュファクチャータイトルの獲得が決定した。

ホンダがエンジンを提供した12台の内、レース前の未認可のエンジン交換によって、4台だけがポイントを獲得できる状態となり、一方のシボレーは13台の内、エンジン交換をしたカストロネベス以外の全員がポイント取得となった。

多くのホンダエンジンユーザーがエンジン交換を行った背景には、500マイルという長距離のレースを完走するには、交換した方が得策という見方があったのは確かだが、ホンダエンジンが長距離のオーバルに向けてスペックを変更したためという側面もある。これまでのレースでシボレーエンジンは特にオーバルでの強さを発揮していたので、ホンダにとっては当然といえば当然の方策である。

2014年度にはシボレーとホンダはそれぞれ、E85燃料を使用する2.2リットルのV6ツインターボエンジンを提供する。

「ホンダは今シーズン、特にインディ500の後に盛り返すことで素晴らしい仕事をした。彼等の労働倫理は1秒またはゼロの間隔だった。できれば僕達はこの関係を2014年にも続けたいし、ツインターボエンジンを試すことを本当に楽しみにしている」とレイホール・レターマン・レニガン・レーシングのドライバーであるジェームズ・ジェイクスは語った。

最終戦で勝利したウィル・パワー(シボレー)《写真提供:INDYCAR》