ボルボトラック(参考画像)

欧州の商用車大手、ボルボグループ(乗用車のボルボカーズとは別会社)は10月16日、欧州における商用車の生産体制を再構築すると発表した。

今回の発表は、欧州の信用不安を契機にした長引く景気低迷により、ボルボの商用車の販売が落ち込んでいるのを受けての対応。

まず、スウェーデン・ウーメオーのトラックキャブの内装部門を、ヨーテボリ工場に集約。ウーメオーはプレス加工や溶接、塗装工場に特化する。

また、ヨーテボリ工場の重トラックの組み立てラインは、2本から1本に縮小。空いたスペースは、生産効率の向上や物流に使う。重トラックの生産能力は、ベルギーのヘント工場とヨーテボリ工場との間で、最適化が図られる。

さらに、中型トラックの組み立ては、フランスのBlainville工場に集約。ベルギーのヘント工場の1ラインは、Blainville工場へ移される。

今回の生産再編は、従業員にも影響。ボルボは、具体的な人数に関して、労働組合と協議するとしながら、「今後2年間で、およそ900名が転勤やリストラの対象になる」と説明。このうち、スウェーデン国内では、約700名が影響を受けるという。

ボルボのハイブリッドトラック、MEAN GREEN(参考画像)