トヨタ自動車は11日、2010年代半ばの商品化を目標に開発した高速道路における高度運転支援システム「AHDA:オートメイテッド ハイウェイ ドライビング アシスト」を公開。10月14日から開催されるITS世界会議東京2013の中でデモ走行を実施する。

AHDAは、レーダーを使って車間を一定間隔にする「レーダークルーズコントロール」や、カメラを使って白線などを検出し、最適なラインを走行するように操舵を支援する「レーントレースコントロール」と、カメラやレーダーといった既にあるデバイスや技術を応用して、高速道路における手放し走行を実現した。

さらに、前車との通信をおこなう車車間通信を取り入れることで、より安定した追従走行を可能にするという。

既に市販されているレーンキープアシスト機能などでは、白線をまたぐなど車線から逸脱しそうになった時にシステムが介入してステアリングで補正操作をおこなわれていたが、実際に首都高速でおこなわれたデモ走行に試乗すると、人間がステアリングを握っている時と変わらない自然な操作で、カーブなども不安なく曲がることができている。

トヨタでは、このAHDAでは「自動運転」とは呼ばず、米ネバダ州で公開した実験車をはじめとする自動運転の研究を通じて得られた技術を利用した、「高度運転支援システム」として早期実用化を推進していく方針だ。