レクサスLSがベースのトヨタのロボットカー(参考画像)

世界の自動車メーカーの一部で、自動運転車(ロボットカー)の実用化に向けた動きが加速している。そんな中、トヨタ自動車のトップが、自動運転車について興味深い発言を行った。

これは9月30日、トヨタ自動車の内山田竹志会長が、米国のワシントンエコノミッククラブでの講演において明らかにしたもの。今、注目を集めている自動運転車について、触れている。

同会長はまず、トヨタも、自動運転車の開発を進めていることを明らかにした。その上で「トヨタは、ブレーキやステアリングを制御するセンサーなどの新技術は、実用化するとすれば、段階を踏んで慎重に行うべきと考えている」と述べた。

自動運転車に関しては、日産とメルセデスベンツを擁するダイムラーの2社が、「2020年までに市販車として実用化する」と宣言。「世界初」の称号を手に入れるべく、開発を強化している。これに対して、トヨタは早期の実用化には、慎重な立場を示したと受け取れる。

さらに同会長は、「トヨタも高速道路での交通事故死者をゼロにするのが目標。しかし、近い将来においても、車はドライバー自身がコントロールする必要があることに変わりはない」と語っている。