デンソーが10月から発売するワインセーバー(CEATEC13)《撮影 山田清志》

デンソーは日本最大の部品メーカーと知られるが、10月下旬から意外な商品を販売する。それは「ワインセーバー」で、飲み残しワインを真空保存し、酸化を防ぐものだ。デザインもスマートで、操作もビンの口に装着するだけ。あとは電動で真空にしてくれる。

「うちの会社は世界中に拠点があるので、その拠点周辺の美味しいワインを取り寄せて子会社で販売しているんです。そんな関係もあって、ワインセーバーをつくってみたのです。これをつければ、1週間は味が変わりません」と同社関係者は説明する。上司にワイン好きがいたことも大きかったそうだ。

もちろん、この商品にはこれまで自動車部品の開発で培ってきた技術が生かされている。例えば、バルブを使って密封にする技術や制御技術がそうだ。価格は6000円の予定で、子会社を通してデパートやネットで販売をしていく。そのほか、トヨタディーラーでも扱うことにしている。年間の目標数量は1万5000個で、ソムリエ教室などにも置いてもらい、ワイン好きの若い女性にこの良さを訴求していく。

デンソーが10月から発売するワインセーバー(CEATEC13)《撮影 山田清志》 デンソーが10月から発売するワインセーバー(CEATEC13)《撮影 山田清志》