日野自動車 技術説明会《撮影 小松哲也》

日野自動車の遠藤真専務取締役は9月25日に都内で開いた技術説明会で、2020年をめどにディーゼルエンジン単体燃費で10%の改善を目指す方針を明らかにした。

遠藤専務は燃費改善の方策について「現在の燃焼効率は最高のもので45〜46%だが、50%以上を目指す。排気や冷却で捨てている熱を回収して使う試みも盛んに行っている。またエンジンのダウンサイジングでは、従来の排気量の半分から3分の1まで縮めていくことが我々の狙い。さらに過給技術。これらを総合して叩き出そうと考えている」と説明した。

日本では2015年に02年度比で平均12%の燃費改善という重量車の燃費規制が始まり、22〜25年にはさらに厳しい規制の導入が予定されているが、遠藤専務は「我々は規制に合わせて燃費を改善しようとは考えていない」とした上で、「燃費改善はユーザーが直接メリットを享受できるもので、規制にとらわれず我々は常にやっていく」と強調した。

日野自動車 遠藤真専務取締役《撮影 小松哲也》 日野自動車 技術説明会《撮影 小松哲也》 日野自動車 技術説明会《撮影 小松哲也》 日野自動車 技術説明会《撮影 小松哲也》 日野自動車 技術説明会《撮影 小松哲也》