SUGOスーパーバイク1000クラスの参加チーム募集告知。応募はすでに締め切られている。

スプリントレースからセミ耐久へ。全日本ロードレース選手権第6戦『SUGOスーパーバイク100マイル耐久レース』(JSB1000クラス100マイルレースは、全日本選手権をどう変えていくのか。

現在はMOTO GP解説者として活躍し、全日本選手権チャンピオンにも輝いた宮城光氏は、こう語った。

「JSB1000クラスを次のステージに持っていくことができる画期的なレースになります」

スプリントレースは勝者をわかりやすく示す反面、予想できない熱戦が目の前に展開されない限り、レース展開が単調になる恐れがある。

これまでのSUGOの全日本選手権スプリント方式では16周、約40分で結果が出たが、今回は43周、約90分に延びた。

ライダーの起用を増やし、ピットインを義務付けたことで、ピット戦略やライダーの駆け引きがより複雑になった。観客にとっては、最後まで目を離すことができない熱戦を、長い時間楽しむことができることができる。

宮城氏は、全日本選手権の経験者として、この耐久レースを提案した。選手にとっても、今回のレースは新たな可能性を広げるものだと力説する。

「1台を2人以上で乗ることができる耐久レースは、出場選手にとって単に維持費を抑えることができるだけでなく、トッププロが才能のあるアマチュアを引き上げる場所になる。アマチュアはこのレースで短期間にトッププロのセッティングを自分のものにすることができ、身近に明確な目標を持つことができる。すでに四輪のレースでは普通に行われていることだ」

マシン開発費やレース活動の維持に多額の経費が必要で、新たに挑戦する選手にとって出場はますます困難になっている。また出場を希望する有力選手にとっても、大きな壁となって立ちふさがっている。こうした選手層に広がる閉塞感を打ち破ることも必要だ。

今回のレースにエントリーしたのは19台。そのうち7チームが第2ライダーを立てた。この夏の炎暑のように、レースの熱気は、未来へと受け継がれる。