IHIは、韓国の現代・起亜自動車グループ傘下の有力な自動車部品メーカー現代ウィアと、車両過給機(ターボチャージャー)を合弁生産することで合意したと発表した。

合弁会社は「ヒュンダイ・ウィア・IHI・ターボ」で韓国・ソウルから南へ車で約2時間、忠清南道に本社を置く。資本金は100億韓国ウォン(約9億円)で、IHIが49%、現代ウィアが51%出資する。

合弁会社は、ターボチャージャーを設計・製造・販売する。生産開始は2015年の予定。

IHIグループでは、ターボチャージャー事業として世界7カ所に生産拠点を展開し、2015年度に全世界の生産台数年間700万台引き上げに向けて順調に成長している。

2015年度以降も、燃費規制・排ガス規制の強化を背景にエンジンのダウンサイジング化とターボ装着が加速する見通し。IHIとして、数年のうちに全世界で1000万台以上を販売することを目標に、事業展開している。

今後も成長が見込まれる韓国市場で事業を拡大するため、ターボチャージャーの合弁事業を開始することで合意した。

IHIグループのターボチャージャーは、中国、日本、タイを始めとするアジア市場でトップブランドだが、今回の韓国での合弁事業によってアジアでトップブランドの地位をより一層強固なものにするとしている。