トヨタ、ブライアン・ヴィッカーズ《画像 Getty Images》

8月3日、NASCARネイションワイド・シリーズの第20戦「U.S. Cellular 250」が米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。

この週末はポコノでカップ・シリーズとトラック・シリーズが開催されているため、掛け持ちのドライバーはほとんどおらず、シリーズレギュラーとスポット参戦のドライバーにより争われることとなった。

3日の決勝を前に16時5分から予選が行われ、カイル・ブッシュ・モータースポーツから今季2戦目の出場となるドリュー・ヘリングが自身初となるポールポジションを獲得。ルーキーのアレックス・ボウマンが2列目3番手、ブライアン・ヴィッカーズが6番手、エリオット・サドラーが10番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

予選に続き、19時17分に0.875マイルオーバルを250周(218.75マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのヘリングは首位をキープ。追いすがるシリーズレギュラー勢のプレッシャーを受けながらも、20周以上にわたって首位を走行した。

ヘリングは周回遅れが出始めた26周目に、ライバルの先行を許すこととなったが、その後もトップ5圏内をキープ。しかし、54周目に痛恨の単独スピン。どこにもヒットすることはなかったものの、13位へと後退。これによりこの日最初のイエローコーションが出され、全車ピットへ。ヴィッカーズが好ピット作業で2位へとジャンプアップを果たした。

中盤、日が沈んでコンディションが変わっていく中で、ヴィッカーズとサドラーがトップ10圏内でのバトルを展開。20番手スタートのパーカー・クリガーマンも徐々に順位を上げ、トップ10圏内へと浮上した。

199周目にこの日3度目のイエローコーションが出されると、ヴィッカーズとサドラーは共にタイヤ2本交換作戦を採り、一気に2位、3位へとポジションアップ。再スタートが切られると、ヴィッカーズは激しく首位争いを展開し、207周目についに首位に立った。

しかし、215周目、今大会唯一カップ・シリーズと掛け持ち出場している、昨年のカップ・シリーズチャンピオンのブラッド・ケゼロウスキー(フォード)がヴィッカーズをパス。ヴィッカーズとサドラーは2位、3位でケゼロウスキーを追った。

223周目にスピン車両によりこの日4度目のイエローコーション。上位はピットに入らず、ヴィッカーズ2位、サドラー3位、クリガーマンが7位で再スタート。クリガーマンは激しいオーバーステア症状に見舞われ一気にポジションダウン。変わって、先のコーションでピットインし、タイヤを交換していたヘリングとボウマンが、3ワイドでの激しいバトルでポジションアップ。サドラーもかわし、それぞれ6位、7位へと順位を上げた。

タイヤの厳しいヴィッカーズは1台にかわされるも、最後まで上位争いを展開し、3位でチェッカー。ヘリングが6位、ボウマンが7位、サドラーが8位でトップ10フィニッシュを果たした。

次戦第21戦は8月10日、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。

■第20戦 U.S. Cellular 250 決勝結果
1位:ブラッド・ケゼロウスキー フォード
2位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード
3位:ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ
4位:オースティン・ディロン シボレー
5位:カイル・ラーソン シボレー
6位:ドリュー・ヘリング トヨタ

■ドライバーズポイント
1位:オースティン・ディロン シボレー 698P
2位:リーガン・スミス シボレー 684P
3位:サム・ホーニッシュ・Jr. フォード 684P
4位:エリオット・サドラー トヨタ 679P
5位:ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 670P
6位:カイル・ラーソン シボレー 651P

■マニュファクチャラーズポイント
1位:トヨタ 135P
2位:フォード 132P
3位:シボレー 113P
4位:ダッジ 18P

トヨタ、ブライアン・ヴィッカーズ《画像 Getty Images》 トヨタ、ブライアン・ヴィッカーズ《画像 Getty Images》 トヨタ、ブライアン・ヴィッカーズ《画像 Getty Images》