ジョニー・ソーター《画像 Getty Images》

NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第11戦「Pocono Mountains 125」が8月3日、ポコノ・レースウェイで開催された。

2日に練習走行が行われ、3日は決勝を前に10時から予選が予定されていたが、降雨のためにキャンセル。規定に則り、練習走行のタイムで決勝グリッドが決定され、ジャーマン・キロガが4番手、ダレル・ウォレス・Jr.が5番手、マット・クラフトンが9番手、ジョーイ・コールターが10番手につけ、10台の“トヨタ タンドラ"が決勝へと進んだ。

雨でキャンセルされた予選の後、天候は回復。濡れた路面を乾かすために、決勝のスタートは若干遅れたが、晴れ渡った空の下、13時49分に2.5マイルオーバルを50周(125マイル:約200km)して競われる決勝レースがスタートした。

1周目、今大会がシリーズデビュー戦となったリッキー・アーゴットがスピンし、壁にヒット。イエローコーションとなった。ここで、5番手スタートのD.ウォレス・Jr.が、スタート前に車線変更を行ったとしてペナルティを科され、30位以下へと大きく後退した。

再スタート後は、D.ウォレス・Jr.が激しく追い上げる一方で、キロガとコールターがサイド・バイ・サイドで5位争いを展開。クラフトンもトップ10圏内をキープした。

50周と短いレースながら、最低1回の給油は必要な今大会、イエローコーションが出ないまま、レース中盤になるとグリーン下でのピット作業が始まった。順位が入れ替わっていき、ピット作業を引っ張ったコールターが27周目に、そしてペナルティから追い上げてきたD.ウォレス・Jr.も29周目に首位に立ち、リードラップボーナスを獲得。

全車がピットを終えた時点でキロガが4位、コールターが7位、13番手スタートから着実な走りを見せるジョニー・ソーターが8位、クラフトンが9位のポジション。D.ウォレス・Jr.もまもなくトップ10へと浮上した。

レースが残り10周を切った42周目、コース上の異物によりこの日2度目のイエローコーション。キロガ、ソーター、クラフトン、D.ウォレス・Jr.を含む上位勢はコース上に残ったが、コールターを先頭に後続勢は最後の逆転を狙いピットへ。

残り4周での再スタートでは、3ワイドでの激しい上位争いの中で接触からスピン車両が発生し、レースは延長、“グリーン・ホワイト・チェッカー"に。再スタートでキロガが首位に立った直後、後方では4ワイドのバトルの中で接触が発生。8位を走行していたソーターは、壁に押しつけられる形で逃げ場を失いクラッシュ。2度目の“グリーン・ホワイト・チェッカー"となった。

キロガを先頭に再スタートが切られたが、後続も4ワイドで大きく広がり、ターン進入でキロガをパス。キロガとコールターがサイド・バイ・サイドで上位2台を追ったが届かず、キロガが自己最高位タイとなる3位、コールターが4位でフィニッシュ。D.ウォレス・Jr.が7位、クラフトンが8位に入り、“トヨタ タンドラ"は4台がトップ10フィニッシュを果たした。

次戦第12戦は8月17日に米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで開催される。

■第11戦 Pocono Mountains 125 決勝結果
1位:ライアン・ブレイニー フォード
2位:ミゲル・パルド シボレー
3位:ジャーマン・キロガ トヨタ
4位:ジョーイ・コールター トヨタ
5位:ロス・キャステイン フォード
6位:ロン・ホーナデイ・Jr シボレー

■ドライバーズポイント
1位:マット・クラフトン トヨタ 429P
2位:ジェブ・バートン シボレー 377P
3位:ライアン・ブレイニー フォード 367P
4位:ジェームス・ブッシャー シボレー 365P
5位:タイ・ディロン シボレー 361P
6位:ブレンダン・ゴーアン シボレー 354P

■マニュファクチャラーズポイント
1位:トヨタ 78P
2位:シボレー 74P
3位:フォード 57P
4位:RAM 27P

NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第11戦「Pocono Mountains 125」《画像 Getty Images》