マツダ・藤本哲也執行役員《撮影 池原照雄》

マツダが7月31日に発表した4-6月期連結決算は、環境技術「SKYACTIV」導入車の販売本格化や円安により、営業利益は前年同期比で20倍に相当する365億円だった。

世界販売は横ばいの30万1000台だったが、採算性の高い北米が6%の伸びとなるなど、収益の改善につながった。また、円安による営業利益の増益効果は292億円にのぼった。純利益は55億円の黒字に転換した(前年同期は65億円の赤字)。
2014年3月期の通期予想は、営業利益1200億円(前期比2.2倍)、純利益700億円(2倍)としている期初予想を据え置いた。世界販売計画も8%増の133万5000台を変えてない。

東京で会見した財務本部長の藤本哲也執行役員は、「現状の為替水準が続けば(業績には)アップサイドの条件になる」としたものの、新興国経済の不透明感などもあり「慎重な立場で(為替動向などを)見極めていきたい」と述べた。

マツダ アテンザ《撮影 太宰吉崇》(参考画像)