富士重工業(スバル)が7月31日に発表した2014年3月期の連結業績予想は上方修正され、営業利益、純利益ともに2期連続で最高を更新する内容となった。

もっとも、今回併せて上方修正された中間期(4-9月)とともに、反映されたのは、過去最高だった4-6月期の上ブレ分のみとなった。業績を大きく左右する為替レートについても第2四半期以降の前提レートは1ドル90円と、期初の想定を据え置いている。

高橋充・取締役専務執行役員は「(通貨は)2国間のことなので、何が起こるかわからない」と、保守的に前提をセットした理由を解説した。また今回、連結営業利益で180億円上方修正の1980億円(前期比64%増)と定めた利益目標については「この数値に向けて全社で全力を挙げて取り組む」と言及した。

もっとも、現状の為替レートや主力市場の北米販売の好調さからは、相当な上積みも可能と見るのが妥当。高橋専務は「機会があれば、さらに上ブレるよう努力していきたい」と話した。