ボルグワーナーのデュアルクラッチトランスミッション

米国の自動車部品大手、ボルグワーナーは7月19日、中国の上海汽車(SAIC)に、デュアルクラッチトランスミッション用部品を納入すると発表した。

デュアルクラッチトランスミッションは、通常のオートマチックトランスミッション(AT)よりも、変速時間が短いのが特徴。当初は高級スポーツカーが中心だったが、最近では、コンパクトカークラスにも採用が拡大している。

ボルグワーナーが上海汽車に納入するのは、「デュアルトロニック」と呼ばれるコントロールモジュールとクラッチモジュール。上海汽車はこれらモジュールを、自社開発した6速デュアルクラッチトランスミッションに採用する。外資系を除いた中国自動車メーカーで、デュアルクラッチトランスミッションを自社開発するのは、上海汽車が最初になるという。

上海汽車は、この6速デュアルクラッチトランスミッションを、自主ブランド「Roewe」の中型セダン、『550』をはじめ、『350』や『750』に導入する計画。上海汽車は550の6速デュアルクラッチトランスミッション搭載車を、年内に中国市場で発売する予定。

ボルグワーナートランスミッションシステムズのロビン・ケンドリック社長は、「我々は中国のパートナーが、高性能なデュアルクラッチ技術を導入するのを喜んで支援する。デュアルクラッチは、燃費やダイナミックな運転体験を高めてくれる」と述べた。

栄威(Roewe)350(参考画像)