FCCが発表した2013年第1四半期(4-6月期)の連結決算は、営業利益が前年同期比8.4%増の27億7300万円と増益となった。

売上高は同14.5%増の358億7700万円と大幅増収となった。四輪車用クラッチは、中国での日本製品不買運動や、主要顧客のトランスミッションのCVT(無段変速機)化、日本でのエコカー補助金終了などによる影響があったものの、北米での主要顧客の生産やフォード向け販売の増加に加え、円安の進展による影響もあって増収となった。

二輪車用クラッチは、主にインドネシア、インド、タイなどの二輪車販売が順調に推移したことから好調だった。

収益では、増収効果と、為替差益によって経常利益は同56.1%増の34億6100万円だった。当期純利益は、移転価格税制に基づく更正処分にかかる相互協議の合意に伴う税還付があったこともあって同288.0%増の48億7100万円だった。

この税還付や為替が想定よりも円安で推移していることに加え、販売も順調なことから通期業績見通しを上方修正した。

売上高は前回予想より40億円増となる1440億円、営業利益は5億円増の130億円、経常利益が10億円増の140億円、最終利益が21億円増113億円となる見通し。