代理店系保険会社からダイレクト系保険会社へと切り替えた顧客の割合が増加

J.D.パワーアジア・パシフィックは、2013年日本自動車保険新規加入満足度の調査を実施、その結果を発表した。

調査は、直近の自動車保険(任意保険)への加入が初めてであった新規契約顧客、もしくは他の保険会社から切り替えて新たに加入をした切替顧客を対象に、契約保険の内容、契約手続き時の保険会社・代理店の対応実態など自動車保険に新規で加入する際の顧客満足度を調べた。

この1年での自動車保険の新規契約において、他の保険会社から切り替えて別の保険会社に加入した顧客のうち、代理店系保険会社からダイレクト系保険会社へと切り替えた顧客の割合は21%となっており、昨年よりも4%増加している。

これらの顧客のうち3割は、保険料が高くなったことが契約先を切り替えるきっかけとなった、と回答。さらに、調査結果では、代理店系保険会社の保険料は約3000円上がっており、次回更新時に「保険を見直したい」「切り替えを検討したい」という意向が昨年よりも若干増加している。代理店系保険会社では、保険料の増加によりダイレクト系への顧客流出が進む懸念があるといえる。

新規加入満足度の総合満足度ランキングは、代理店系保険会社では、AIUが昨年に引き続き第1位となった。同社は「契約内容/契約手続き」「価格」「契約チャネル」の3つファクターすべてにおいてトップ評価を得ており、「契約チャネル」(代理店や保険会社の社員など担当者)の評価が特に高い結果となった。第2位は日本興亜損保、第3位は日新火災となった。

また、ダイレクト系保険会社では、セゾン自動車火災が総合満足度第1位となった。同社は「契約内容/契約手続き」でトップ評価を得た。第2位はSBI損保で、「価格」の評価がトップとなった。第3位はイーデザイン損保ですべてのファクターでセグメント平均以上の評価を得た。

なお、JDパワーでは、自動車保険(任意保険)の契約者を対象に、契約期間中の接点全般に対する顧客満足度を調べた日本自動車保険契約者満足度調査も実施。代理店系ではAIUが、ダイレクト系ではセゾン自動車火災が、それぞれ満足度第1位となった。

2013年日本自動車保険新規加入満足度調査(代理店系) 2013年日本自動車保険新規加入満足度調査(ダイレクト系)