ミラクールの遮熱塗料を塗ると、屋根の温度が大きく下がる《撮影 山田清志》

東京都中央区に本社を構えるミラクールは「エコオフィス/エコ工場EXPO2013」に屋根・外壁用遮熱塗料を出展。夏に入ってから問い合わせが殺到しているそうだ。

建物の内部が外気温より大幅に高くなる現象は、屋根を構成する素材が太陽光中に含まれる光エネルギーのうち、およそ50%を占める近赤外線を吸収し、熱エネルギーに変換することによって起こる。

「当社の塗料はその近赤外線を有効に反射することによって、熱を内部に伝えにくくしているのです。1996年から販売し、これまでに350万平米の実績があります。工場はもちろんのこと、倉庫、ガスタンク、バス、個人住宅など多くの場所に塗られています」と同社関係者は話す。

省エネ効果も抜群で、冷房負荷を最大40%も削減できる。しかも、高温化しないため塗膜や屋根材も長持ちするというように耐久性にも優れているのだ。色は白以外にグレー、青、緑、オレンジ、茶色、黒など20色近くあり、近年は道路にも使用されているという。

同社によると、東京23区内の全道路を遮熱性舗道にすると、約0.8度の温度低減効果が得られるそうだ。そのため、同社ではこの分野での発展も期待している。価格は1平米当たり2500円だが、色によって多少違うとのことだ。