オプションのパナソニック製ナビでガイドされるターンリスト

プジョー『208GTi』に新搭載されたナビシステムは国内で発売されるプジョーとしては初の本格的ビルトイン型。すべての操作は標準装備のディスプレイユニットから操作できる。その使い勝手や実力を箱根の峠道を走行しながらチェックしてみた。

ナビユニットはディスプレイユニットに付加される形となるため、メニューデザインは外国語表示で行われるディスプレイユニットのものとまったく異なる。その意味では面白味に欠けるかもしれない。ただ、すべてが日本語表示で行われる上、日本のユーザーなら見慣れた操作系で入力できる。それだけに使いやすさにおいてメリットは大きい。

箱根界隈を走行したが、かなり曲がりくねった道路や山間を走行しても位置精度で不安はまったくなく、ルート案内は十分頼りになるものに仕上がっていた。各種設定も多くのナビが採用しているスタイルを採用したことで迷わず操作できたのも評価できる。ただ、ナビモードに切り替えるのに「MENU」ボタンを数度押す必要があるなど、少々煩わしさを感じることもあった。

ナビユニットの価格は17万円で、ETCあるいはDSRC、VICSビーコンはオプション。それぞれ本体価格に所定の工賃が加えられる。ただ、ディーラーのサービス部の話では、ナビを取り付けるにあたってはカーペットを剥がしての作業となるため、待ち時間で出来る内容ではないという(オプションカタログでは3Hの工賃時間となっている)。

また、ディスプレイユニットにはディスクドライブが非搭載となるため、CD/DVD再生は不可。試乗ではBluetoothオーディオで楽しんだが、これだけとジャケット写真は表示できないままだ。それらが可能となるUSB端子を介したiPod/USBオーディオの再生がベストな楽しみ方となるだろう。

ナビ機能のメインメニュー 目的地検索のサブメニュー 分岐点で表示される交差点拡大図。ランドマークや交差点名も表示可能 Bluetoothオーディオを再生中の画面 208GTiの運転席回り 208XYの運転席回り。ディスプレイユニットはGTiと共通 バックモニターは非搭載だが、バックソナーを装備