気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年7月11日付

●中国減速感強まる、輸出3.1%減、元高、欧州需要減で(読売・8面)

●新日鉄住金に賠償命令、ソウル高裁、元徴用工賃金未払い (毎日・1面)

●猛暑、商戦も熱く、省エネ,涼感人気(毎日・9面)

●明日からマイカー規制、富士山、3ルートで(毎日・30面)

●自動車配線5社カルテル、矢崎総業などに制裁金、欧州委 (産経・10面)

●軽二輪好調販売33%増、国内市場復活の兆し、上半期(東京・6面)

●スマホつなげる電動バイク開発、テラモーターズ (東京・6面)

●日産、インド商用車新工場、現地大手と共同生産、乗用車も2割増、ルノーとの合弁工場で (日経・9面)

●富士重初のHV、目標の10倍受注 (日経・9面)

●ホンダ、タイの新工場着工、15年稼働予定、現地生産能力5割増 (日経・10面)

●上期2年ぶり前年割れ、中古車登録台数(日経・10面)

●新製品バトル、輸入コンパクトカー、ゴルフ、V40,Aクラス(日経・29面)

ひとくちコメント

中国経済を牽引する輸出がマイナスに転じ、減速感が一段と強まっているという。中国の税関当局が発表した6月の貿易統計によると、輸出は、前年同月比3.1%減少。「水増し輸出」で作られた架空の数字も取りざたされる中、旧正月連休の影響で変動しやすい1〜2月を除くと、3年7か月ぶりの減少となり、外需の鈍化に苦しむ中国の輸出の落ち込みが浮き彫りになったようだ。

中国の輸出減について、きょうの各紙が報じているが、読売は「中国減速感強まる」、朝日は「中国輸出弱さ露呈」、毎日は「中国輸出減改革阻む」、そして日経は「中国景気軟着陸へ関門」、産経も「中国経済先行きに暗雲」などと取り上げている。

このうち、朝日は「旺盛な消費で世界景気を引っ張る役割も期待されていた中国の変調は、他国へ波及する可能性もある」と指摘。続けて「6月の日本から中国への輸出は、昨年6月から16.3%も減った。円安で輸出増を期待するアベノミックスに冷や水を浴びせかねない」と警告する。

ただ、日経によると「中国汽車工業協会が発表した6月の新車販売台数は、前年同月比11.2%増の175万4100台。内陸部にもマイカーブームが広がり、個人消費に底堅さがあるのは確かだ」とも伝えている。今後も増加が見込めるかは不透明で、「危うい中国ビジネス」に変わりはないようだ。