メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長(参考画像)《撮影 内田俊一》

日本におけるダイムラー・グループ5社は7月3日、経営陣と有識者、行政関係者、ビジネス・パートナー等が意見交換するイベント「Daimler Sustainability Dialogue in Japan 2013」を東京都内のホテルで初開催した。

同イベントに参加したのは、メルセデス・ベンツ日本、メルセデス・ベンツ・ファイナンス、三菱ふそうトラック・バス、ダイムラー・ファイナンシャルサービス日本、ダイムラー・インシュアランスサービス日本の5社。

同イベントは、国内ステークホルダー、オピニオンリーダーとの対話を通じて、日本で企業活動を展開するダイムラー・グループが、「良き企業市民」として求められている役割と将来の実践について、明らかにすることをが目的。本国では2008年以来、毎年開催されているイベントとなる。

今回は、「持続可能なモビリティ」「人材の多様性と企業経営」の2つがテーマ。基調講演、プレゼンテーションに続きグループセッションを開催し、自動車の環境テクノロジーと、世代、性別、国籍等の多様性を強みに変える経営の在り方について活発な意見交換を行なった。

「持続可能なモビリティ」については、「内燃機関の効率を更なる向上」「エコ技術の進化」「ITS技術などを含めた次世代のクルマの利用方法、新しいモビリティー・サービスの提言」の3つの柱に重点を置き取り組むことに合意した。

「人材の多様性と企業経営」については、多様性のうち、ジェンダー、年代、国籍、考え方、思考などの違いに焦点を置いてディスカッションを実施。「トップマネジメントの強いコミットメント」「全従業員の深い理解」「ダイバシティへの取り組みを通し、持続可能で競争力のある企業を目指す」「ダイバシティへの取り組みが個人の成長と成功の実現につなげる」の4点を課題の解決に向けた取り組み事項として挙げた。

イベントに参加したメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は閉会の挨拶として「特にモビリティと多様性の分野において、持続可能な企業であるために、本日の各界関係者との貴重なオープンディスカッションを通じて、我々の日ごろの企業活動を今一度、客観的に見つめなおし、明日への課題を明確にすることができた」と述べた。

三菱ふそうトラック・バス/アルバート・キルヒマン社長(参考画像)≪撮影 小松哲也≫