ルノー・カングー 燃料タンク 不具合箇所説明図

「カングー」の制御プログラムと燃料プログラムに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。


◆制御プログラム

対象となるのは、2009年3月17日〜2012年12月3日までの間に製作された4478台。

オートマチックコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、極低速時の1速から2速への変速の際、エンジンが停止するおそれがある。

全車両、対策されたプログラムに変更する。不具合発生はなく、ルノー本社からの情報でわかった。事故は起きていない。


◆燃料タンク

対象となるのは、2009年3月17日〜2012年12月6日までの間に製作された5786台。

不具合は4ヵ所で、(1)燃料満タン時に、燃料タンクに装備されている燃料蒸発ガス排出バルブを通って燃料が漏れ出るおそれがある(2)燃料ポンプ配線が導通不良となり、エンジンが始動できなかったり、走行中にエンストするおそれがある(3)原動機室内に燃料パイププロテクタが装着されていない車両に燃料パイププロテクタを追加する(4)燃料パイププロテクタが装着されている車両では、固定部分付近が破断して脱落するおそれがある。

(1)は全車両、当該バルブを廃止し、対策品タンクに交換する。(2)は全車両、コネクタ付の長さを変更した対策品の配線に交換する。(3)は燃料パイププロテクタを追加し、(4)は対策品の燃料パイププロテクタに交換するとともに、対策品のインジェクションレールプロテクタに交換する。

不具合発生件数は(1)5件(2)10件で、販売会社からの情報でわかった。(3)は0件でルノー本社からの情報で、(4)は12件で国土交通省の指摘などでわかった。いずれも事故は起きていない。

ルノー・カングー 制御プログラム 不具合箇所説明図 ルノー・カングー カングー《撮影 内田俊一》