VOLVO XC60 T5望月浩彦

ボルボのSUV「XC60」。
洗練されたデザインと充実の機能を備えた同車を徹底分析するべく、東北・会津若松へのロングドライブを女性スタッフが決行した。

◆北欧デザインが息づくスタイリッシュなSUV

ヤコブセン、アアルト、イッタラ、アラビアなど、インテリアから雑貨までシンプルで機能美溢れる北欧デザインプロダクツ。半世紀以上愛される逸品が多く、日本のライフスタイルにもよく馴染んでいる。ボルボも然り。カメラマンやスタイリストなど、いわゆる業界人に愛用者が多かった先々代の『V70』のような、スクエア型エステートはすっかり影を潜め、流麗なデザインを特徴とするスタイリッシュなモデルがすっかり定着している。

今回試乗したXC60 T5は、クーペとSUVを融合させたコンパクト・プレミアム・クロスオーバー。街乗りはもちろん郊外でも美しく景色に溶け込む。
エクステリアはミドルサイズSUVらしいスポーティで洗練されたデザイン。13色から選べるボディカラーはどれも上品でいてインパクトがある。「テラブロンズメタリック」は、ゴールドともブラウンとも違う深いブロンズで落ち着きがあり、柔らかさも感じられ女性好みといえるだろう。他車と被ることもなくアピール度も十分だ。

インテリアは北欧らしいシンプルモダン! 余計なボタンやポケットがなくすっきりと整えられた空間は好印象だ。もちろんシート、ステアリング、インパネなど自分好みにカスタマイズできる。
ボルボの特徴的なインパネ「フローティング・センタースタック」は3タイプからセレクトが可能。試乗車はアルミニウム・パネルであったが、個人的にはウッド・パネルにして暖かみのある北欧らしさをアップさせたいところだ。SUVというと頑丈で重厚な漢のクルマというイメージもあるが、女性目線で見てもドライバーズシート、パッセンジャーシート、どちらにも乗ってみたいと思わせる魅力的なデザインなのは間違いない。


◆環境先進国が受け継ぐ精神

1927年に創業したボルボは、「環境問題」が注目されるもっと以前、1970年初頭から環境に配慮したクルマ作りに取り組んでいる。地球温暖化の要因とも考えられている二酸化炭素排出量の削減はもちろん、欧州の厳格なリサイクル指針に対応した設計・製造を実行。一度は低迷したボルボだが、環境先進国ならではの真摯な取り組みが功をなし、近年では意識の高いユーザーを多く取り込む結果につながっているようだ。

車室の居心地の良さにもこだわりがある。車内に取り込まれる空気中の花粉や粉塵を除去するポーレンフィルターのほか、ボルボ独自のアクティブ・キャビン・フィルターを搭載。空気中の一酸化炭素や窒素酸化物の含有を常時チェックすることで、走行中の車内は常にクリーン。ドライバーはもちろんゲストにも、より快適な空間を提供できる。
地球環境に意識の高い女性にもぜひ体感して欲しいハイスペックSUVだ。

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