ホンダ アコード プラグインハイブリッド《撮影 太宰吉崇》

通常のハイブリッドである『アコード』のバッテリー容量をアップし、外部充電機構を取り付けたのがアコード・プラグインハイブリッド(PHV)だ。

バッテリー容量は5倍程度となり、トランクルームはハイブリッドに比べてさらに狭くなっている。プラグインハイブリッドは、リース販売のみの設定となる。

基本的なシステムがアコードと同一なので、力強いパワーユニットや俊敏で気持ちのいいハンドリングはそのまま。バッテリーの大型化に伴い100kg前後重い(比較するアコードハイブリッドのグレードにより異なる)ため、サスセッティングが異なるが、とくに乗り心地が悪いとか、ハンドリングが鈍いといった印象はなく、アコードハイブリッドそのままのファンな走りが味わえる。

アコードハイブリッドはATセレクター後方に「EV」スイッチが装備され、必要に応じて「EV(電気自動車)走行モード」が選べるのだが、プラグインハイブリッドの場合はこのスイッチが「HV(ハイブリッド)」になる。つまり、デフォルトがEV走行で、必要ならば強制的にハイブリッド走行できるという仕様だ。

もちろん充電容量が下がれば自動的にハイブリッド走行になるのだが、あえて強制的にハイブリッドにできるようになっている。その理由はたとえば「行程の後半でEV走行ができるようにするため」など。出発地が高速道路入口の近くで、目的が高速道路出口からしばらく先といったようなシチュエーションで、最初にHV走行、後半にEV走行をしたいときなどに使うというわけだ。そうでないと、せっかく充電した電気を効率のよくない高速道路で使ってしまうことになる。

EV走行時のトルク感は十分で、不足感はない。一般道を走るなら十分な速度域までモーターのみで走ることが可能。大雨のなかでの試乗だったので、静粛性を満喫することはできなかったのが少し心残りだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍中。趣味は料理。

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