
1日、日本自動車輸入組合(JAIA)は報道関係者を対象にした輸入車試乗会を開催、インポーター10社が参加して試乗会が行なわれた。同イベントに参加したビー・エム・ダブリュー広報の前田雅彦氏に2012年の展望を聞いた。
前田氏は「BMWブランドで注目となるのは、やはり『3シリーズ』になります。先日発表した328に続き、春過ぎには320を追加投入し、秋にはハイブリッドモデルと、次々とバリエーションを展開していきます」。
「新規モデルとしては、『6シリーズ』をベースとした『6シリーズグランクーペ』を追加します。これにより6シリーズは、クーペとカブリオレに続いて4ドアモデルが加わります」。
「ハイブリッドモデルとしては、『5シリーズ』をベースとした『アクティブハイブリッド5』の納車が春から始まり、秋には3シリーズのハイブリッドが登場します。これにより、3、5、7シリーズと、一通りのハイブリッドラインナップが完成します」。
「また、ディーゼルモデルでは、『X5』の納車が春から開始され、まだモデル名は出せませんが年内にはセダンモデルやツーリングモデルにもディーゼルモデルが登場予定です」。
「BMWの2012年は、効率を高めたガソリンエンジン、ディーゼル、ハイブリッドとかなり複合的にモデルが拡充されます。2013年には電気自動車の『i3』が登場しますので、一通りのモデルが揃えられるメーカーになるかと思います」。
「一方、MINIブランドに関しては、『MINIロードスター』の納車が春から始まります。これにより、3ドアハッチバック、クラブマン、クロスオーバー、コンバーチブル、クーペ、ロードスター、また、東京モーターショーで公開した『MINIクロスオーバー』をベースにした『MINIペースマン』も追加する予定ですので、ワイドなバリエーションになるかと思います」と述べた。




