MS&ADインシュアランスグループホールディングスが19日発表した2010年9月中間期連結決算は純利益が前年同期比30%減の400億円だった。
企業の売上高にあたる正味収入保険料は伸ばしたものの、営業費用や一般管理費が増加したうえ、経営統合関連費用など350億円の特別損失を計上したことにより大幅な減益となった。
主要連結子会社のうち三井住友海上火災保険単体の中間純利益は同44%減の273億円、正味収入保険料は同2.5%増の6234億円。あいおい損害保険の純利益は同58%減の70億円、正味収入保険料は同2.4%増の4073億円。ニッセイ同和損害保険は純損益が13億円の赤字(前年同期は35億円の黒字)、正味収入保険料は同2.6%減の1509億円となった。
MS&AD中間期決算純…利益30%減、統合関連費用などが響く
2010年11月19日(金) 19時11分
関連ニュース
- 三井住友海上、事故相手の車両挙動をAIが分析…ドラレコ型事故状況説明システム (02月24日 10時00分)
- 事故発生リスクの高い地点で警報、ドラレコに機能追加 三井住友海上とあいおいニッセイ同和 (12月28日 11時15分)
- MaaSを活用して公共交通シフト JR西日本と三井住友海上が提携に合意 (12月01日 14時00分)
- 三井住友海上火災、モビリティ産業の将来を調査研究する組織を新設 (11月22日 18時00分)
- 「あおり運転の疑い」を検知、ドラレコテレマティクスサービスに機能追加へ 三井住友海上 (11月15日 09時00分)