ガリバーインターナショナルは27日、中古車小売事業を強化するため、中古車の商品化工場を新設するとともに、大型展示場を開設する計画であることを明らかにした。
同社はエコカー補助金制度の終了で今後、中古車の販売が増加すると見ており、小売事業体制を強化する。
買い取った中古車について販売する前に点検・整備・仕上げする商品化工場を全国の中核エリアに数拠点設置する。中古車の商品化は現在、外部に委託しているが内製化することでコストを削減する。まず2012年2月期に関東地域に1拠点新設する。
また、ガリバーで買い取った車両の在庫の一部を集約して小売りする大型展示場を同じく2012年2月期に1拠点開設する。
同社はこれらの設備投資のため、保有する自己株式を海外で処分するとともに、株式を海外で売り出す。保有する自己株式のうち、100万株を売却する。株式の売り出しは22万3490株。これらによって41億円を調達する。商品化工場1拠点に7億円、大型展示場に5億円を充当し、2013年2月期に設置する商品化工場に29億円を充当する。
ガリバー、中古車の商品化工場と大型展示場を新設へ
2010年10月28日(木) 08時00分
関連ニュース
- 中古車登録台数、2020年は0.3%減と微減…コロナ禍でも力強い回復 (01月21日 08時58分)
- ヤナセ、都内最大級のメルセデスベンツ認定中古車販売拠点を新設 葛飾区・環七沿い (01月08日 11時30分)
- 女性にとって「中古車販売店は入りにくい」約6割が実感 (01月06日 10時00分)
- 軽二輪車中古車販売、9.6%増の8997台で6か月連続プラス 11月 (12月28日 17時30分)
- 軽四輪車中古車販売、1.7%増の23万2038台で5か月ぶりのプラス 11月 (12月28日 16時30分)