日本自動車販売協会連合会が10日発表した8月の中古車登録台数は前の年の同じ月にくらべ7.8%増の29万5588台となり、2009年1月以来、19か月ぶりに前年同月を上回った。
エコカー補助金終了の決定を受けた駆け込み需要で、買い替えに伴う下取りが増えた。車種別では普通車が前年同期にくらべ8.6%増の11万9584台、小型乗用車が同10.0%増の13万7122台と乗用車が増えた。
ただ、8月の増加は一時的と見られ、エコカー補助終了により新車需要が減少すれば、中古車市場は再びマイナス基調に戻る可能性がある。
貨物車は普通貨物が前年同期にくらべ5.6%減、小型貨物が同0.7%減と前年同期を下回った。
中古車登録、19か月ぶりプラス…8月
2010年09月10日(金) 17時17分
関連ニュース
- 中古車登録台数、2020年は0.3%減と微減…コロナ禍でも力強い回復 (01月21日 08時58分)
- ヤナセ、都内最大級のメルセデスベンツ認定中古車販売拠点を新設 葛飾区・環七沿い (01月08日 11時30分)
- 女性にとって「中古車販売店は入りにくい」約6割が実感 (01月06日 10時00分)
- 軽二輪車中古車販売、9.6%増の8997台で6か月連続プラス 11月 (12月28日 17時30分)
- 軽四輪車中古車販売、1.7%増の23万2038台で5か月ぶりのプラス 11月 (12月28日 16時30分)