フォルクスワーゲンのLCV(軽商用車)。左からアマロック、クラフター、キャディ、T5

ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲンは1月10日、2012年の商用車(LCV=軽商用車)の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は過去最高の55万0400台。前年比は4.1%増だった。

市場別では、西欧がギリシャに端を発した信用不安の影響で、前年比0.1%減の32万6000台と、わずかに減少。このうち、地元ドイツも1.6%減の12万3100台と減少した。それでもフォルクスワーゲン商用車部門にとって、引き続き単一国の最大市場に君臨する。

一方、東欧は4万1700台を売り上げ、前年比は14.2%増と大きく伸びた。南米は、7.9%増の14万8100台。アフリカは17.7%増の1万9700台。アジア太平洋地域は1万9000台を売り上げ、前年比は61.9%もの伸びを示す。

車種別では、小型ピックアップトラックの『アマロック』が、前年比26.7%増の8万4100台と牽引。中/大型バンの『クラフター』も、24%増の4万9200台と好調だ。『T5』シリーズは2.9%増の16万0300台。『キャディ』は15万1100台を販売したものの、前年比は5.9%のマイナス。

フォルクスワーゲン商用車部門のEckhard Scholz取締役は、「2012年は西欧だけでなく、世界市場も不確かな要素がある中、販売新記録を達成できた」と述べている。