左が基本となるデザインで、右がVerizon Wireless社の通信も-ジュールを内蔵したもの

自動車パーツメーカーである米デルファイ(Delphi)は、6日、自動車の走行履歴や状態をスマートフォンやタブレットでチェックできる車載用デバイスを開発。CES2013の開催を前にプレス関係者を対象に開かれる「CES Unveiled」で披露した。

大きさは手の中に収まるほどのコンパクトなサイズ。内部には米Verizon Wirelessの携帯回線を利用するCDMA方式通信モジュールやGPSモジュールを内蔵する。位置情報に基づいた走行経路を記録でき、車両が盗まれた時は車両追跡も可能。緊急通報としても利用できるという。

接続には車両情報を得るために汎用性の高い「OBD2」と呼ばれるインターフェイスを採用。車両を選ばずに取り付けられるのが魅力だ。

車速やエンジンの状態などを把握できるので、これを利用して外部から走行速度を監視することも可能だ。運送業での運行管理など、業務用途での利用も想定される。一般ユーザーにとっては、走行経路をクラウドに送信してリアルタイムで確認できたり、遠隔操作でエンジンをかけたり、ドアロックのON/OFFができるのがメリットになるだろう。

これらは、スマートフォンやタブレット端末に無料提供される専用アプリをインストールすると利用可能になる。対応するOSは、「Android 2.2」以降と「iOS 5.0」以降。価格は未定とのことだが、間もなく発売が開始される予定だという。CES2013の会場では、来場者の関心も高いようで、多くの人が担当者に質問を行っていた。

対応OSは、「Android 2.2」以降と「iOS 5.0」以降 接続には汎用性の高い「OBD2」を採用 スマホタブレットでの「メインメニュー。タブ切り替えで6つのモードで利用できる Locationで表示。GPSレシーバーもも寿ルないにモジュール内にある タブレットで手軽に操作し、管理できるのがポイント 「START」ボタンを押した段階からセキュリティモードに入る