ロボナウト2・動画キャプチャNASA

現在、国際宇宙ステーションで行われている数多くの実験プロジェクトの一つに、ロボナウトのテストがある。そのロボナウト・プロジェクトのリーダーである、ロン・ディフトラー教授にインタビューを行った映像が、この度NASAより公開された。

このロボット宇宙飛行士は近い将来、宇宙ステーションのクルーが行う、特にステーション外作業を補助する目的で開発途上にある。ロボナウトの構想は1990年代の終わりごろに始まり、初代のロボナウト1は地球上での実験と開発が繰り返され、決して宇宙に出ることはなかった。

そして2007年に、GMとのパートナーシップによってロボナウト2の開発に着手し、いよいよ宇宙でのテストや実験を行う段階に至った。

現在のところロボナウトの開発は上半身が中心で、ロボットアームを使った様々な作業、例えば宇宙船内の空気の流れを計測する、エア・フロー・メーターを長時間保持するなど、人間の宇宙飛行士に困難な任務や作業の手助けを行う実験が行われている。

近い将来、人間の宇宙飛行士がグローブやヘルメットなどを装着して、ロボナウトをインタラクティブに操作するインターフェイスが導入され、宇宙船外の作業などに威力を発揮すると期待されている。そしてさらに2014年には、ロボナウトの下半身に足などの移動機能を与えると共に、バッテリー・バックパックの開発も平行して行い、ロボナウトの行動範囲を広げる予定である。

ロボナウト2・動画キャプチャNASA