新春賀詞交換会で挨拶する豊田章男自工会会長(7日・千代田区)《撮影 中島みなみ》

日本自動車工業会の豊田章男会長は1月7日に都内のホテルで開いた自動車関連業界の賀詞交歓会会場で記者団と懇談し、今年の業界展望について「曇りのち晴れとなるよう努力したい」と述べた。

豊田会長は、2008年秋のリーマン・ショック以降「日本は色々なことを経験し、いま何かをしようという気運が高まっている。たとえば貿易収支の赤字に対しても、みんなで力を合わせてやっていこうという気運を感じる」と、国レベルの活力に言及した。

そうした気運は「安倍(晋三)新政権への期待がきっかけかもしれない」としたうえで、「われわれ産業界としては(経済再生に)しっかり結果を出すことが重要」と語った。円高の是正が進む為替相場については「まずは、安定することが必要だ」と述べ、過度な変動への警戒感を示した。

日本自動車工業会 豊田章男会長《撮影 太宰吉崇》